揺さぶるもの。

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。

今朝、こんなニュースを目にしました。

写真は、現在ロシアで開催中の2018 FIFAワールドカップのファンゾーンで撮られた1枚。
ファンゾーンはファンやサポーターが集うイベントスペースで、試合を映すテレビスクリーンなどが設置されているそうだ。


投稿者のOMARさんによると、エジプト対ウルグアイ戦の最中の出来事。

スクリーンに映った試合を立って観戦する人たちに視界を遮られ、車椅子のエジプト人ファンが試合を見れないでいたが、周囲にいたメキシコとコロンビアのサポーターたちが協力して車椅子ごと彼を持ち上げたというのだ!



サッカー、とりわけW杯を観ていて感じたことは野球やバスケや他のスポーツにはない一体感。


人々の心を動かし、普段サッカーを観ない人までもが気にかけ、勝った負けた、誰が決めたなどと一気に共通話題として急浮上してくる。


ラグビーがここまで浸透しないのは何でだろうとどうしても考えてしまう。
単なる競技人口の数なのかルールの複雑さなのか…

優勝候補として挙げられていたドイツ、そして強豪ブラジル、アルゼンチンなどが苦戦を強いられているグループリーグ。



未来は誰にもわからない。
それこそ、目に見えない何かの力で既に決まっていたとしても、
見えないからこそ、そこまでの努力次第で未来の受け取り方は変わる。



誰にもわからないから、面白い。
真剣だから、心を熱くする。



勝てば官軍、とは言ったもの。
W杯が始まる前と始まってからではメディアも街ゆく人の見方も声も、手のひらを返したように日本応援ムード。


これ、初戦負けてたら…と思うとやりきれなくなる。負けてても同じように応援してましたか?取り上げてくれましたか?


選手が勝った負けたに体張って命かけてる裏側で、1番最初にシェアしたような美しいドラマも起きてるわけで。


創りものの、お涙頂戴じゃなくていい。
無理に感動させようとしなくたって、スポーツには心を揺さぶって鷲掴みにして離さないものがあるんです!

7/7~9,7/28~30と試合が続くバスケ。

週3、練習試合、公式戦ほぼほぼ帯同。
ちょっとしたことが本当に嬉しくて
腸煮えくり返るくらい腹立つこともあるけど
それくらい愛してるから。
チームを、選手たちを。



クラブチームではありえないレベルで戦う彼らのこともまた、ものすごく愛してる。
遠くにいるけど、試合の時しか力になれないけれどものすごく愛してる。




イシイは常に、心揺さぶられ鷲掴みにされて離れない環境にいるシアワセものだということを、W杯を観ていて思ったのです(笑)



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Physical Trainer イシイの熱血宣言 ~A rolling stone gathers no moss~

フリーランス フィジカルトレーナーのISHIIです。 全てを融かすくらいの情熱を持ち、 周りを巻き込み火を付ける導火線のように。 Action! Spark! Passion!!