フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。
火曜日未明にサッカーW杯で日本がベルギーに惜敗、完全にW杯ロスです(笑)
いやいや、まだまだ試合残ってますからね。
時間が合う限り世界のトップレベルの試合を堪能したいと思います✨
にしても。
この記事を読んでまたまた涙…
試合後、ピッチに突っ伏して涙する姿にもらい泣き。最年少、しかもスタメン唯一の国内リーグ所属選手。
どれだけのプレッシャーの中で自分を鼓舞して戦ってきたんだろう。
そんな事言わないで。
十分過ぎるほど頑張ってくれたじゃない。
誰か責める奴がいたら全力でそいつを否定してやる。それくらいの活躍をしたとサッカー素人でも思うのです。
胸を張って帰って来て欲しいと思います✨
"チームの足を引っ張っていたなとか思ってしまう。こういう結果だと、ネガティブに考えてしまいますね。あの時俺がこうしとけばとか、スタメンで一番若くて、みんな俺に気を使っていたんじゃないかとか。"
わかるなーっ、わかる!(笑)
(どのレベルが言うてんねん!というツッコミは置いといて…)
アタシも、矢印を自分に向けるタイプ。
意外とネガティブに考えてしまう。
(だから"勝運持ってない"とか弱気になるw)
外から自分に向けられる矢印にも敏感だし
自分で自分に矢印も向けがち。
多分イシイはメンタル激弱の素質持ってます(笑)そんなふうに見られたくなくて虚勢はってるくせに、感情移入し過ぎてすぐ泣くという何とも扱い難いポジション(笑)
自分の弱さ、脆さは自覚してるつもりです。
だからサポートする立場でチームに選手に貢献出来ると自負しております。
アディショナルタイムに勝利を決定づける1点を奪い、ゴール脇でシャドリをもみくちゃにして歓喜の輪を作るベルギーの選手たち。その手前に川島選手と昌子選手の姿。
なんとか立ち上がろうとする昌子選手の右手を川島選手が引っ張り、再び前を向こうとしている瞬間。こんなシーンがあったなんて。
明と暗が分かれるコントラスト。
勝利は絶望的なあの状況での消えない闘志。
泣けるわー!
頼む、ルカク、スルーせんといてくれってずっと思いながら走ってたそうだ。
昌子選手は続ける。
『全速力で戻っているはずなのに、色んな思いが出てきて…。ルカク選手にスルーされた時に、何かこう肉離れしてでも、骨が折れてでも、何でもいいからとにかく間に合ってくれって』
願いは届かなかった。
昌子の思い描いた最悪のシナリオ通り、ルカクはスルー。後から走り込んだシャドリがボールを押し込んだ。
最後の最後、滑り込んだ昌子選手の右足は無情にも届かなかった。
無抵抗。こんだけ頑張ってるのに何もできない自分。腹立った。本当に自分の目の前で決められたから…しんどい。ほんまにしんどい。前の人が仕事をしてくれた。後ろのオレが守りきれなかった。
試合に出た選手、ピッチに立てなかった選手、ユニフォームを着られなかった選手…
選手の数だけ、ドラマはある。
メディアはこぞってお涙頂戴と言わんばかりに美化しようとする。そんなのいらないのに。この94分、いやこの2週間の彼らの姿だけで十分じゃないか。その活躍の陰にどんなドラマがあろうとも、それは当人達だけのドラマであってもいいじゃないか…。と大きな大会や劇的な試合の時ほどそんな残念な想いがついてまわる。
後付けの、結果論なんて
言いたい奴には言わせておけ。
そこに立った者にしか、戦った者にしか本当のところなんてわからないんだから。
見えないところの選手の努力や苦悩、どんな些細なことも根刮ぎ全部アタシは拾いたい。
ちゃんと見てるよ、知ってるよ。
頑張っているところも、プライベートもすべて。だから自分を信じて戦ってきて!
とザッケローニばりの(ザッケは熱苦しいと思われてなかったかもだけど/笑)熱苦しい愛情を注ぎ続けたい。押し付けがましくならないように表に出し過ぎず、ひょっこりさせながら。
選手が下を向いていたら再び上を向く為の水になり、太陽になりたい。前を上を見据えられるように根をはる大地になりたい。
自分の弱さを知っているからこその持ち味だと思うのです(笑)
ウィークポイントはストロングポイント。
また反対も然り。矛盾の中に真実はある(笑)
なーんてね。
Physical Trainer イシイの熱血宣言 ~A rolling stone gathers no moss~
フリーランス フィジカルトレーナーのISHIIです。 全てを融かすくらいの情熱を持ち、 周りを巻き込み火を付ける導火線のように。 Action! Spark! Passion!!
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